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姉の死

それはあまりにも突然のことだった。

正月7日午後1時ころ、福岡に住む姉が交通事故にあったと連絡があった。
買い物に行く途中、横断歩道を青信号で渡っていて4tのゴミ収集車にはねられ
救急搬送されたと電話をもらった。

 事故は横断歩道に歩行者がいるのに、無理に右折しようとした車にはねられ
そのまま引きずられて、周りの車が鳴らす警笛で事故に気付きやっと停車した、と聞いた。
現行犯逮捕された運転手は「横断歩道に人はいないと思った」と供述したいう。

 福大病院に搬送された姉は意識がないまま緊急手術が行われた。
出血がひどいので輸血をしながら、まず骨盤を固定する手術があった。
この手術は骨盤を固定し血液を下半身に送るため、らしい。 
手術は午後11時過ぎに終わった。
 
翌日、ドクターから説明があった。
右肺がつぶれ、右膝の骨が皮膚を突き破り飛び出していたので
処置をしたが、血液が流れないときは壊死を起こすので
最悪の場合は膝から下を切断しなければならいと。

 対馬から病院に駆けつけても面会はできない。
もどかしいが対馬にいて回復を祈るしかない。
情報は姉の近くに住む妹から聞くだけだ。
 
意識が戻らないまま日にちが過ぎる。
9日は姉の85歳の誕生日、主人公がいない自宅では
回復を願いケーキや好物などが空しくならんだ。

 姉は何事にも興味を持ち、探求心も好奇心も旺盛な人だった。
早くからアイホーンを使いこなし
パソコンはWindows7のサポートが終了するまで使っていた。

 そして11日の夕方、ついに意識が戻ることなく逝った。
通いなれた道中、たぶん七草粥などの材料の買い出しに出かけたと思う。

遺体は「検案」があり、遺族のもとに戻ったのは夜の11時を過ぎていたという。

 皆で回復を祈っていたが願いが叶わず、4日間、意識不明のまま
85歳の誕生日を迎え、その2日後に逝ってしまった。

12日の通夜、そして翌日の葬儀に参列するために福岡に行った。

 通夜、葬儀の会場は姉の自宅前の道路を隔てたところにあった。

納棺された姉は大好きだったサクラ柄の着物を纏っていた。
福岡の妹が選んだそうだ。

全身骨折をしていたが、顔は右頬に少し傷があったが
静かに眠っているようにみえた。

 姉の自宅は道路より高い所にあるため、階段の昇り降りをスムーズにするため
「楽ちん号」を設置したばかりだった。

2月28日が49日忌だが、前日の27日に法要と納骨をすることになった。

寺は万福寺、浄土真宗大谷派、姉が初仏になり納骨式が終わった。

ボクの家は曹洞宗なので、耳に聴きなれたお経は「般若心経」だが
お通夜、葬式そして四十九日の法要と聴きなれない読経がボクの耳に流れた。

   浄土真宗の僧侶の呼び方は住職やお坊さん?
お寺の言葉で正しい使い方は? - amswer-mama.com (answer-mama.com)

 宗派の難しいことは分からない。
 この宗派では住職を「和尚さん(様)」という呼び方はしないという。
 門徒の方(曹洞宗では檀家)は「ご院家さん」(ごいんげさん)と親しみをこめた
 呼び方をする、らしい(ネットで調べた)

 万福寺は都会の寺、4階建てで、
 寺院の中に納骨堂があった。

 遺された家族は高齢の義兄が独り、3月から近くに住む次女が一緒に住むという。

 
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