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ツシマギボウシ

「対馬擬宝珠」・・・対馬の固有種の植物です。
花期は少し過ぎていますが、道路沿いに咲いているのを見ることができます。

浦田明夫・國分英俊共著「対馬の自然」―― 対馬の自然と生きものたち ―― によると

対馬の植物相はその分布系統が複雑に入りこんでおり、その混生地であることから固有種
も多数考えられるが、わずかにシマトウヒレンとツシマギボウシの二種にとどまる。
―― 以下、省略 ――  とあります。

また、 5「ツシマ」を冠する植物名の項には

・・・対馬の植物を見てみると、「ツシマ」「チョウセン」「コウライ」など地名を冠した
植物が見られる。ツシマギボウシ(ユリ科)、ツシマニオイシュンラン(ラン科)、
ツシマラン(ラン科)、・・・以下略
チョウセンヤマツツジ(ツツジ科)、チョウセンニワフジ(マメ科)・・・以下略
コウライイヌワラビ(オシダ科)、コウライトモエソウ(オトギリソウ科)・・・以下略

・・・以上、列挙しただけでも「ツシマ」(18種)、「チョウセン」(12種)、「コウライ」(5種)、
合計35種がそれぞれの植物の名称に冠されている。こうした産地の名称が付せられている
ことは対馬の植物相の特異性を物語るものであり、一つの島でこのように多くの種に地域の名前がついているのは琉球列島とこの対馬だけであろう。
・・・と書かれています。

因みにこの本を発行された「杉屋書店」は現在廃業されています。この本に限らず、対馬に関する書籍類も数多く発行されていたのですが、時代の流れでしょうか残念です。

また、この本の共著者で対馬の動植物界に多くの足跡を残された「浦田明夫先生」も
今年6月20日、他界されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 

           ――― 合掌 ―――


ギボウシ1


ギボウシ2
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No title

浦田明夫氏 とは 高校の時の浦田先生? 亡くなられんだ~ 蝶にも名前がついていたよね~

國分英俊さんのブログは見てるヨ~ 生物に詳しい方みたいだね~ 陶芸もしているし
一つ下やろう?

これからは 対馬のお花と鳥を見せてくれ~ サボるなョ~

今朝は涼しいよ

pegaさん

おはよ~
台風の影響が遠く離れた対馬にも及んで壱岐・対馬に「暴風警報」が出ていて、おかげで涼しい一日になりそう

そう、生物を教えていた浦田先生(野球部の監督でもあった)です
「ツシマウラボシシジミ」という名前の蝶で、対馬を代表する蝶だそうですよ

國分氏は「後からの同級生」で親しくします
中学で生物を教えていました

サボランよーにするけねー ^^;

おめにかかれないまま…!

18回の卒業・内地組は、浦田先生を囲んで同窓会をしたような話を思い出しました。
一度おめにかかりたいなぁ…と思いつつ。

そうかぁ~、亡くなられたんだ…(感・合掌!)
理数系は弱かったけど、不思議に生物は得意科目でした。飄々としたたたずまいの
好きだった先生のお一人でした。

國分さんは、同じ町内(ホンの近く)の息子さんだったのに、対馬にいる時には全く
面識がありませんでした。離島の花を撮るのが趣味の後輩がおりまして、ミッキーから
紹介してもらい、花オタクの後輩がお世話になりました。メールを数回やりとりした事が
あります。幅広い趣味をお持ちの方ですねぇ!
対馬には本当に素晴らしい自然の財産があると思います。何のお役にも立ちそうには
ないけど、大切にこれからもして行きたいものです。

杉屋書店も懐かしい本屋さんです。長くなりそうなのでここらへんにしときます。
【ツシマギボウシ】、多分眼にはしていたんでしょうねぇ!どんだけ知らないままの花が
あることやら…!!

マッタリしてます

河童ちゃん

浦田先生は確か厳中から対高に来られたはずですヨ

國分氏は定年後、「立亀」の下の店の後に「陶芸釜」と「木工所?」を開いていますよ
帰省の際は立ち寄ってみたら・・・
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Author:テマドハルベ
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